秋田県横手市・平鹿町|骨折・脱臼が疑われるケガのご相談
Fracture & Dislocationまず安全を確保し、応急処置から固定、その後の回復までつなぎます。
骨折・脱臼は、部位、ずれ、不安定性、神経・血管の状態により対応が異なります。受傷直後は無理に動かさず、必要な医療機関で画像診断を受け、適応に応じた整復・固定とリハビリへ進むことが大切です。
動かさずに119番または救急医療へ連絡してください。関節や骨を自己流で元に戻そうとしないでください。
骨折・脱臼への対応の流れ
受傷直後は、動かさず安全に支えます
受傷した状況、痛む場所、変形、腫れ、傷、出血、しびれ、皮膚の色を確認します。患部は見つけた位置のまま、タオルや副木などで無理なく支えます。腫れが強くなる前に指輪や時計を外せる場合は外します。
開放骨折、強い変形、神経・血流障害、頭頚部の損傷が疑われる場合は、当院で動かさず救急へつなぐことを優先します。
超音波で補助的に観察し、画像診断へつなぎます
問診・視診・触診と、必要に応じた超音波画像観察で、骨表面や周辺組織、腫れなどを補助的に確認します。ただし、接骨院ではX線・CT・MRIによる確定診断はできません。骨折・脱臼が疑われる場合は、整形外科で画像診断と治療方針の確認を受けていただきます。
適応を見極めて整復術と固定を行います
骨や関節のずれを戻す必要があり、柔道整復師として対応できる適応と判断した場合に限り、応急的な整復術を検討します。無理な整復は行わず、医師による麻酔・手術・画像透視下の処置が必要な状態は医療機関を優先します。
整復後またはずれの少ないケガでは、患部の安定性に合わせて副木、包帯、装具などで固定します。固定後も指先の色、感覚、腫れ、痛みを確認し、痛みの増加やしびれが出た場合は早急に医療機関へつなぎます。
安定を確認しながら、動きと生活への復帰を支えます
固定中は、医師の指示と損傷部の安定性を踏まえ、動かしてよい周辺関節の運動、腫れの管理、筋力低下の予防を行います。骨癒合や関節の安定が確認された後は、可動域、筋力、握る・歩く・競技動作などを段階的に回復させます。
物理療法機器や手技は痛みや動かしにくさの軽減を支える目的で用い、骨癒合そのものを早めると断定しません。復帰時期は損傷部位、治療法、画像所見、仕事・競技内容により異なります。
医療機関・救急を優先する状態
- 骨が見える傷、止まりにくい出血、著しい変形がある。
- 指先や足先が白い・紫色、冷たい、感覚がない、動かせない。
- 頭・首・背中を強く打ち、意識変化、吐き気、麻痺がある。
- 高所からの転落、交通事故など大きな力が加わった。
- 乳幼児・高齢者、骨粗しょう症の方に骨折が疑われる。
- 固定後に痛みや腫れが増し、しびれや色の変化が出た。
参考:日本整形外科学会「骨折」「橈骨遠位端骨折」、日本手外科学会「手外科専門医について」「手や腕に関するよくある質問」(2026年10月27日確認)。このページは一般的なご案内です。骨折・脱臼の診断と治療方針は整形外科でご相談ください。