公開:2026年11月4日
転んで、曲げた膝の前を強く打った。スポーツの衝突後に膝が腫れ、階段で頼りなく感じる。皮膚の打撲が目立つ場合でも、関節の中の靱帯が傷ついていることがあります。
後十字靱帯損傷では、受傷直後の痛みだけでなく、その後の歩きにくさや不安定感も確認します。ぶつけた部分を冷やして終わりにせず、経過を伝えてください。[S11]
すねの骨が後ろへずれ過ぎないよう支える靱帯です
後十字靱帯は膝の中にあり、太ももの骨に対してすねの骨が後ろへ動き過ぎるのを抑えます。曲げた膝の前に強い力が加わるケガや、強いひねりなどで損傷することがあります。
ほかの靱帯、軟骨、骨などの損傷を伴う場合もあります。[S11] ケガの名前だけでなく、どの方向からどれほどの力がかかったかを確認することが大切です。
痛みが減っても、不安定さが残る場合があります
腫れで曲げ伸ばしがしにくい、歩くと膝が頼りないなどの症状がみられます。症状が目立ちにくい場合もあるため、歩けることだけで大丈夫と判断しないでください。[S11]
大きな腫れ、体重をかけられない、引っ掛かって伸ばせない状態は医療機関で確認します。足のしびれ・冷たさ・色の異常、変形がある場合は、より早急な評価が必要です。[S03][S37]
すねを押して、靱帯の緩みを自分で調べないでください
インターネットの検査動画をまねて、すねを押し込む、膝を深く曲げて比較するといったことは避けます。痛みを何度も再現する必要はありません。
受診までは、痛む膝に無理に体重をかけず、楽な位置で保護してください。仕事や学校へ行くために歩く必要がある場合も、移動の方法を受診先へ相談しましょう。
治療では、装具と運動の内容が個別に決まります
医療機関では診察に加え、レントゲンやMRIなどで必要な確認を行います。靱帯だけの損傷か、骨の一部が剥がれていないか、ほかの組織も傷んでいないかなどを評価します。[S11]
保存的な治療が選ばれる場合も、手術が検討される場合もあります。装具の目的や体重をかける制限、運動の順序を確認してください。「膝のリハビリなら同じ」と、他のケガ用の筋トレを始めないことが大切です。
当院では、医療機関の方針に沿って生活の負担を整理します
受診内容、装具、運動制限を伺い、当院で対応できる範囲を説明します。立ち仕事、階段、しゃがむ作業など、膝をどのように使うかを共有してください。
骨折を伴う状態への施術は、応急手当を除き医師の同意が必要です。[S02] 痛みを一時的に軽くすることだけで、損傷の回復や競技参加を判断するものではありません。
復帰は、日常の移動と競技の負荷を分けます
平地を歩く、階段を使う、走る、止まる、接触を受けるという動作では負荷が異なります。医師の方針と必要な機能を確認し、段階的に戻しましょう。[S36]
よくあるご質問
Q.膝の前をぶつけたのに、後ろの靱帯が傷むのですか? A.力が関節の中へ伝わることで、後十字靱帯に負担がかかる場合があります。
Q.腫れが引けば練習を再開できますか? A.腫れだけでは安定性や回復を判断できません。再開条件を確認してください。
Q.太ももを鍛えれば十分ですか? A.運動は重要ですが、種類と時期が合う必要があります。担当者の指示に沿って進めます。
横手市で、症状と来院について相談したい方へ
ふくふく接骨院・整骨院では、今困っている動作と、戻りたい仕事・生活・競技を伺います。必要に応じて医療機関での評価を案内し、当院で対応できる内容を説明します。
当院は完全予約制です。LINEは24時間メッセージを送れますが、返信は受付時間内で、当院からの返信で予約が確定します。当日の来院を希望される場合は、受付時間内に電話で空き状況をご確認ください。[S01]
一般のご相談は自費での対応です。症状によって適用メニューが異なるため、必要な内容と料金、固定材料などの費用は実施前に確認します。骨折などの受診目安に当てはまる場合は、医療機関での評価を優先してください。[S01]
[電話]0182-23-8460
[LINE]ケガ・症状をLINEで相談
[ケガの初回案内]https://www.hukuhukuseitai.com/injury.html
参考資料
- [S01] ふくふく接骨院・整骨院|ケガ・スポーツ外傷のご相談
- [S02] e-Gov法令検索|柔道整復師法 第16条・第17条
- [S03] NHS|Sprains and strains
- [S11] AAOS OrthoInfo|Posterior Cruciate Ligament Injuries
- [S36] 2016 Consensus statement on return to sport from the First World Congress in Sports Physical Therapy, Bern
- [S37] NHS|Knee pain
一般的な医学情報の参考資料です。当院での効果や実績を保証するものではありません。